特別な人たち

 ■この世に特別な人なんていない

 ときどき、テレビに、霊能者と呼ばれる人たちが出ていることがあります。

 僕の場合、能動的見るテレビ番組は、非常に限られており、すべて録画して見ます。
 そして、僕が、霊能者の出てくる番組を録画することは、ありません。(笑)
 家族の誰かが、テレビをつけていて、偶然、目にすることがあるわけです。

 そういった番組で、霊能者と呼ばれる人たちは、相当に、ふんぞり返って、ものすごく威張って見えることが多いのですが、あれは、いったい、どういうことでしょうか。
 総理大臣を含めて、政治家さんのほうが、まだ謙虚ですよね。(笑)

 あなたは、なんとかの生まれ変わりです、というような、誰にも証明できないことを「断言」していたり、「すべてお見通し」という感じで、大所高所から、人生のアドバイスをしていたりもします。滑稽だなあ、と思ってしまうのは、僕だけでしょうか。
 彼らは、どうやら、「自分は特別な人間だ」と思っているようです。

 ◆僕の「霊能者」体験

 僕は、かつて、霊能者と呼ばれる人に、霊視なるものを、してもらったことがありました。
 そのときは、あることで悩んでいたので、「もしかしたら、なにか、解決のヒントが得られるかもしれない」と考えて、知り合いに、霊能者を紹介してもらったのです。

 その霊能者は、僕に会うなり、
「あなたは、今日、私が、本物かどうか、試しにきましたね? そうでしょう?」
 と言いました。

 僕には、そんな気持は、みじんもなく、ただただ、問題の解決の、ちょっとしたヒントでもいいから得られれば、と考えていましたから、
「まったく、そんなことは、考えていませんが…」
 と答えました。

 その後の、彼女(霊能者は女性でした)との、やりとりは、すべてが、ちぐはぐ。
「あなたの、亡くなったお母さんは、こんな方でしたね」
 といった、話も、すべて、大はずれに、はずれていました。

 ◆霊視なんて必要ない

 そのとき、僕が思ったことは、
「ああ、やはり、この世に、特別な人などいない。ただ、自分が特別な人間だと、思いこんでいる人たちが、存在するんだなあ」
 ということです。

 テレビに出てくる、この手の人たちは、事前に、しっかり打ち合わせや取材をしているそうなので、大きなミスはしないようですが、それでも、たまに、生きている人を「霊視」してしまったりするようですね。(笑)
 まあ、ショーとしては、人気があるのでしょう。
 しょせん、テレビも商売ですからね。

 僕は、今、超有名な霊能者を含め、誰かに霊視してもらいたいなんて、まったく思いません。
 自分の前世がどうだとか、オーラがどうだとかいう話にも、興味がありません。

 どう言われても、それが本当かどうか、わからないわけですし、本当であったにせよ、そんな情報には、なんの価値も意味もないと思うからです。

 普通に、常識的に努力しながら、与えられた命を、いっしょうけんめい生きればいいのではないか、と思うのです。

 (C)長谷川 雅一 /本記事の転載、転用を固く禁じます。

カテゴリー: 瞑想者の日記 — admin 12:11 PM  コメント (0)